日本縦断・青春18きっぷの旅
【概要・経路】
青春18きっぷを使用して、2018年12月末に5日間で日本縦断をした。
スタートは最北端の稚内駅、ゴールは最南端の西大山駅である。全体の行程図を下に(日にち毎に色分け)、乗車した電車の時刻の詳細は最後に記した。
【0日目】
12月26日。いよいよ出発の日がきた。5日間の長旅は初めてなので、ほんの少しの緊張感とワクワクがあった。スタート地点は稚内なので、まずは稚内に行く。計画では、午前の便で稚内空港に行き、それから宗谷岬を観光し、稚内駅に行く予定だ。
まず、新幹線と地下鉄を乗り継いで福岡空港に向かった。
羽田空港に行く途中、機内からブロッケン現象を目撃した
羽田空港で乗り換え、全日空571便で稚内空港へ。羽田空港では「雪のため着陸できなかった場合は、新千歳空港に着陸する」と言われた。
飛行機✈の車窓から
上空で滑走路の除雪が終わるのを待ち、1時間遅れで稚内空港着
この後、宗谷岬に行く予定だったが飛行機の遅れにより宗谷岬に行くバスに乗り継げず、次のバスが17時頃まで無い為、一旦稚内駅まで行ってみる事にする。バスの車窓から稚内空港の除雪車が見えた。
現在の気温 -5℃ 風速 8m
日本最北端の駅 稚内駅
「日本最北端の駅 稚内駅」に到着!
今日は2018年12月26日、そう今日は稚内駅 開駅90周年の日なのである。
本日の昼ご飯「最北駅弁帆立」と「道の駅弁オオナゴ蒲焼弁当」
食べ終わっても、まだバスが出発する時間まであるので駅前の稚内港北防波堤ドームに行ってみる事にする。
稚内港北防波堤ドームは、大正時代の終わりから、樺太との間に稚泊航路(稚内-大泊)、稚斗航路(稚内-本斗)が開設され、北方交通の要衝として、防波堤や岸壁など港の整備が、いそがれていましたが、四季を通じて強風が吹き波が高いこの地では、建設中の防波堤ケーソンが高波で倒壊するなど(今も海中に埋まったまま)思うように工事が進まない状態が続いたなかで、土谷実氏が設計し、昭和6年(1931)から昭和11年(1936)にかけ建設された防波堤だ。1945年までは、ここまで宗谷本線が伸びており、ここに稚内桟橋仮乗降場があった。
宗谷岬
宗谷岬に到着!
「宗谷岬」は、北緯45度31分22秒に位置し、わずか43㎞彼方にサハリンを望む日本最北の岬だ。岬には「日本最北端の地の碑」や「間宮林蔵の立像」など、数々のモニュメントや建造物がある。
又、「日本最北端の地の碑」は、北国のシンボル北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもので、塔の中央にあるNの文字は「北」を、そして台座にの円形は「平和と協調」を表している。
『日本本土四極 最〇端 出発・訪問・到達証明書』Get (稚内市観光案内所で発行)
この証明書は、各端を訪れた証明書となるが、4枚の証明書が揃い、合わせると裏面が1枚の『日本本土四極踏破証明書』となる。
信号の押しボタンが雪で埋まっている。
宗谷岬バス停の待合室は、暗いし、誰もいないし、風で待合室はギシギシなるし、寒いし、怖かった。
この後、宿でテレビを見ていると70年に一度の大寒波がきているようなのだ!
開始早々旅程がズレるかもしれませんね…。
【1日目】
12月27日。本日1日目は、記念すべき「青春18きっぷ」で行く日本縦断 鉄道の旅の初日。今日は北海道「稚内駅」から、北海道「倶知安駅」まで行く。この日のメインイベントは、「旭山動物園」「大通公園」「小樽運河」を観光すること!特に「旭山動物園」は、動物と触れ合えるとして大人気の動物園だ。
夜明け前の稚内は除雪車だらけだ。
稚内駅のわがまちご当地入場券Get
稚内駅のキハ183系記念入場券Get
「日本最北端の駅 稚内駅」出発!
記念すべき1番列車は、稚内5:20発名寄行き 4324D キハ54系単行だ!
南稚内から来た回送が5:00過ぎに稚内駅に入線。この列車が折り返し5:20発名寄行きとなる
南稚内駅は、かつては、オホーツク海側を経由し音威子府を目指すJR天北線の分岐駅だったが、天北線は1989年(平成元年)5月1日廃止された。
糠南駅は、列車が上下1日6本で、1日乗車数1人以下の【秘境駅】
幌延町は2016年夏にJR北海道側から駅廃止の話が出たため、町が維持管理をし、糠南駅など7駅を廃止せずに町おこしに活用している。又、幌延町は糠南駅などをPRするために町内の秘境駅にそれぞれキャラクターをつくっている。(毎年、糠南駅ではクリスマスパーティーin糠南を開いている。)
音威子府駅は特急停車駅。 4324Dは、ここで3分停車する。
旭川と稚内とちょうど中間にある音威子府駅は宗谷本線の特急も停車する駅であり、かつては、当駅からオホーツク海側を経由し稚内を目指すJR天北線の分岐駅であるなど交通の要衝であったが天北線は1989年(平成元年)5月1日廃止された。現在も中頓別町・浜頓別町・猿払村などの旧天北線方面、枝幸方面へ向かう路線バスとの乗換駅として機能する。北海道で1番小さな村であり1番人口が少ない村でもある。約780人の村民のうち、約120人が「おといねっぷ美術工芸高等学校」の学生という珍しい村である。
駅舎内にある立食いそば店「音威子府そば」が全国的に有名ですが、朝なのでまだ営業前。
かつては、ここからオホーツク海側を経由し稚内を目指すJR天北線の分岐駅だったが、天北線は1989年(平成元年)5月1日廃止された。
日本一の赤字路線として知られた美幸線が分岐していた美深駅で、宗谷本線唯一の直通列車と行き違いをする。
北星駅名物 紡績工場の跡を活用した駅舎
名寄駅
8時47分 名寄駅着。次の列車まで1時間半ほどあるので、北国博物館等がある名寄公園には旧国鉄名寄本線の線路上に保存された除雪用SL蒸気機関車(排雪列車)「キマロキ」を見に行こうと思う。
名寄駅のわがまちご当地入場券Get
観光案内所の写真
特急「サロベツ」と特急「宗谷」
名寄駅にて
名寄10時07分始発の快速なよろに乗り換えて旭川に向かいます。
稚内5:20発の列車は時刻表では名寄が終点となっていますがそのまま1時間20分停車して(その間車内消灯乗車不可)旭川行きの快速なよろとして運行します。
車内で少し遅めの朝ごはん。「」と「」
上川平野の入口にあるのが比布で「ピップエレキバン」テレビコマーシャル(1980年放映)の舞台になり、全国に知られた。
天井の扇風機には国鉄のJNRマークが残っていた!「JAPAN NATIONAL RAILROAD(日本国有鉄道)」の略で、国鉄が製造した証だ。
旭川駅
旭川は、人口 約34万の北海道第二の都市・旭川市の代表駅、旭川駅 11時35分着。2011年に4代目となる高架駅舎が完成した。
次の列車が13時47分発なので、それまでバスで旭山動物園に行くとしよう。
旭山動物園
旭山動物園に到着!
本日の昼ごはん
もぐもぐ食堂にて「旭川醤油ラーメン」と「もぐもぐランチパック いも豚丼バージョン」
いろんな動物がいる中で、冬場のイベントとして有名なのが、時間を決めて行なわれる、ペンギンの散歩です。
14時半からのペンギンの散歩に時間を合わせて、一番前の列に陣取り、ペンギンを間近で見ました。
旭川駅 出発
本日3番目の列車は、旭川 16:12発岩見沢行き 721系。この列車の車内で、天井から水が大量に流れてきた。(原因不明)滝川駅20分停車の際に駅員が防水シートを天井にはった。
滝川駅のわがまちご当地入場券Get
岩見沢駅
17:54 岩見沢駅に到着。
隣のホームには、網走行きのキハ183系 オホーツク3号が停車していた。
道内を縦横無尽に走ったキハ183系も現在は石北本線系統のオホーツクと大雪のみだ。
岩見沢 18:05発 3454M 区間快速 いしかりライナー 手稲行き。731系に、札幌まで乗車。
岩見沢駅のわがまちご当地入場券Get
札幌駅・札幌観光
札幌駅で途中下車。時間が無いので大通公園まで地下鉄で行き、帰りは、徒歩で札幌駅に戻ることにした。
札幌市時計台を観光し、札幌19:44発 快速エアポート3957M 小樽行きに乗車する。
小樽駅・小樽観光
小樽駅に到着!駅舎は、上野駅をモチーフに設計されている。
小樽駅のわがまちご当地入場券Get
駅前から少し歩くとある旧国鉄手宮線の廃線跡がある。
手宮線の地図・路線図はこちら
夜の小樽運河。雪も積もって幻想的な風景になっている。
現在の温度-6.3℃
小樽観光案内所でソフトクリーム🍦が売ってあり寒いが買う人は、いるのかとみていると、まあまあ買う人がいた。
再び小樽駅に戻り日本縦断の旅 再開
乗車人数の8割程が外国人であった。
本日の夜ご飯は「塵煙 ハスカップの寿し サーモン」
駅名標が雪で埋まってる!
倶知安駅に到着!
倶知安駅に到着!
倶知安駅のわがまちご当地入場券Get
倶知安駅のキハ183系記念入場券Get
宿までの道も雪で凄いことになってる!
【2日目】
12月28日。本日2日目は北海道「倶知安駅」から、秋田県「秋田駅」まで行く。この日のメインイベントは、「函館」を観光し、「いかめし」を食べ、観光列車の「リゾートしらかみ」に乗車すること!特に「リゾートしらかみ」は、海が望めるとして大人気の観光列車だ。
倶知安駅 出発
上り始発 倶知安6:24発 2924D 長万部行きに乗車!
日本で唯一の駅にある民宿!北海道・比羅夫駅「駅の宿ひらふ」を通り、日本初のカタカナ駅であるニセコ駅に到着!(現在のカタカナ駅は)
ニセコ駅を出発すると、次は昆布駅に着く。昆布駅のある磯谷郡蘭越町昆布は海には面しておらず、山の中にあります。
地名は、アイヌ語の「トコンポ・ヌプリ」(小さなコブ山)に由来している(諸説あります)
蘭越駅は1904年に北海道鉄道が開業した駅で、かつては急行「ニセコ」も停車していたが、現在は朝時間帯に山線から札幌へ向かう快速「ニセコライナー」(上りの「ニセコライナー」は倶知安終着)の始発駅である(「ニセコライナー」は快速だが小樽築港まで各駅に停車するため実質区間快速)。又、蘭越には高校があるため当駅折り返しの列車も1日3本ある。(2020年 現在)
長万部駅
長万部駅のわがまちご当地入場券Get
長万部駅のキハ183系記念入場券Get
長万部駅には貨物列車が3本も停まっていた。
黒岩~山崎間は、海岸線を通るので海が見える。
木彫り熊発祥地・八雲 途中下車をしてみたいが、次の普通列車は5時間後まで無いし、リゾートしらかみの時間があるので次回ということに
石倉駅は、1903年に北海道鉄道の駅として開業。ホーム構内は広い(2面3線)。平均乗降客数は「3名以下」(2014 – 2018年調査)で、周辺には人家は見当たらず潮騒に包まれる。
石倉~本石倉間は波が打ち寄せる海岸線のすぐ脇を走行する。
北海道 函館本線 森駅の名物駅弁「いかめし」。
生イカの胴にうるち米ともち米の混合をつめて甘辛のたれでじっくり炊き上げてある「いかめし」。ラッキーな事に、いかが3匹も入っていた。
今回は、海沿いを通る砂原線ではなく内陸を通る大沼公園経由の本線に乗車する。
大沼・小沼は完全に凍っており、その上にさらに雪が積もっており、どこに大沼・小沼があるのかさっぱりわからない。
(五稜郭駅の写真)
ホーム隣には、北海道と本州方面を結ぶ長大編成の貨物列車が何本も停車。貨物列車はここで青函トンネル区間(交流 20000V/25000V 複電圧)対応のEH800系に付け替え。
ここから「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」で青森まで行く方法があるが、次の列車が2時間14分後まで無く、新幹線は1時間で青森に着くのに対しオプション券だと3時間45分もかかり、しかも予約を取った「リゾートしらかみ」4号どころか、その後の6号(この日は運休)にも乗り継げないので今回は新函館北斗~新青森間は新幹線を使うことにする。
函館駅・函館観光
函館本線の起点駅 函館駅に到着!
函館本線の0キロポストはめちゃくちゃでかい
駅前には函館本線 0マイル地点記念碑(旧函館駅所在地の碑)があった
新函館北斗駅
ここから「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」で青森まで行く方法があるが、新幹線は1時間で青森に着くのに対しオプション券だと3時間45分もかかるので今回は新函館北斗~新青森間は新幹線を使うことにする。
北海道新幹線で新青森へ向かう
立席特急券でしたが空席があったので座っていました。
青森県にあるのにJR北海道の駅である奥津軽いまべつ駅。新幹線一の秘境駅と言われている。
新青森駅
2日間お世話になったJR北海道と新青森でお別れでここからJR東日本区間に入ります。
新青森から「リゾートしらかみ」に乗車する予定だったが強風により徐行運転でダイヤ回復のため青森~弘前間を運転打ち切りにして普通列車で川部駅まで行くことにした。
川部駅・「リゾートしらかみ」に乗車!
川部駅から乗るのは「リゾートしらかみ」!五能線を走る観光列車だ。
駅の乗車印は「しらかみ三兄弟」
リゾートしらかみ 1号・3号は能代駅で10~17分停車する。能代の町はバスケットボールの名門高校・能代工業高校があることからバスケットボールの町として知られていて、停車時間中にはホームでフリースロー、記念品がもらえるイベントも行っている。
秋田駅 到着!
【3日目】
12月29日。本日3日目は秋田県「秋田駅」から、東京都「東京駅」(ムーンライトながら)まで行く。この日のメインイベントは、平泉の「中尊寺金色堂」を観光し、観光列車「ジパング平泉」 夜行列車「ムーンライトながら」に乗車すること!特に「ムーンライトながら」は、18キッパーに大人気の夜行列車だ。
秋田駅 出発
大曲駅
毎月市内のどこかで花火が打ち上がっている町「大曲(大仙市)」は、年間約55000発(2020年 現在)も花火が打ち上がっている。
盛岡駅・盛岡観光
盛岡駅に到着!
そういえば当駅から観光列車「」
「ジパング平泉」に乗車
平泉駅 到着
中尊寺金色堂 観光
平泉駅 出発
仙台駅
東京駅・「ムーンライトながら」に乗車!
東京駅10番線ホームは夜行列車「ムーンライトながら」に乗る人でうまっていた。
【4日目】
12月30日。本日4日目は岐阜県「大垣駅」(ムーンライトながら)から、熊本県「熊本駅」まで行く。この日のメインイベントは、日本三大庭園の1つ「後楽園」を観光することだ!
大垣駅
東京から乗車していた東海道本線だが、ここ神戸駅から山陽本線となる。
米原から乗車している新快速の車窓から
米原から乗車している新快速とは相生でお別れ。
相生からは普通列車に乗車。
相生~岡山は混雑することで有名で当然のごとく座ることはできなかった。
岡山駅 到着
岡山駅に到着!
ここからバスで後楽園に行くことにする。
もーもたろさんももたろさん♪
後楽園 観光
後楽園に到着!
後楽園の歴史は江戸時代にさかのぼり1687年、岡山城の対岸に後楽園の築庭が決定・着工された。延養亭などの主要な部分は築園開始から4年後の1691年に出来上がるが、最終的に一応の完成を見るまでに実に14年もの月日を要している。その後、戦災や台風で大きな被害を被りながらも、その度に修復を加えられて復活し、現在も往時の姿をとどめており、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と共に「日本三名園」の一つとも称され、国の特別名勝に指定されている。
岡山駅 出発
糸崎駅
小倉駅・九州上陸
大牟田駅
熊本駅に到着!
【5日目】(最終日)
12月31日 大晦日。いよいよ最終日の5日目。本日最終日は熊本県「熊本駅」から、日本最南端の駅「西大山駅」まで行く。最終日のメインイベントは、古都「人吉」と、ループ線とスイッチバックの駅「大畑駅」と、真の幸せの駅「真幸駅」と、喜びが入る駅「喜入駅」を観光し、日本三大車窓を望める観光列車「いさぶろう」 に乗車すること!特に「いさぶろう」は、車窓が美しいとして大人気の観光列車だ。
熊本駅 出発
八代駅
日本縦断・青春18きっぷの旅のゴールである西大山駅までここからひたすら肥薩線を南下していく。肥線の起点駅である八代駅には同線の0キロポストがあった。
ここからは球磨川沿いを走るので人吉駅から「川線」区間とよばれている。
リゾートしらかみ以来、3日ぶりのディーゼルカー(キハ220系)である。
床は木の床そのもので
かつてドアがあった部分は球磨川が望めるように木製のカウンターと座席が設置されていた。
一勝地駅は1918年、肥薩線開業と同時に営業開始。現在の駅舎は大正3年に建築され今も当時の木造建築が残っている。縁起の良い駅名にちなみ、「一勝地駅記念入場券」を販売してある。
人吉駅・人吉観光
人吉駅に到着!
人吉駅には、観光列車の「SL人吉」「いさぶろう・しんぺい」「かわせみ やませみ」「田園シンフォニー」など4列車が乗り入れている。
大雨(熊本豪雨)で複数箇所で橋りょうの流失等が発生しており2020年7月4日より当面の間、肥薩線八代~吉松間とくま川鉄道の全線で運転を見合わせている。
「SL人吉」は夏季(3月頃~12月頃)のみ運転
2020年3月をもって「田園シンフォニー」は運行を終了した。
全列車運転日注意
「いさぶろう」に乗車
人吉駅から乗るのは観光特急「いさぶろう」だ!
観光列車なので基本的に指定席だが、2号車の7席分だけ自由席(ロングシートのようなソファー)になっているので、指定席券が買えなくても乗車はできるが個人的には指定席がおすすめである。
特急「いさぶろう」は熊本~吉松間を運転するが人吉~吉松間は普通列車として運転するので青春18きっぷでも乗車できる。(上の画像は大畑駅撮影)
ここからはループ線とスイッチバックで山を越える肥薩線の人吉駅~吉松駅間は「山線」区間で
人吉駅は、45年年以上駅弁を立ち売りする名物おじさん(菖蒲豊寛さん)がいることで有名だ。
人吉駅を出ると大畑駅(熊本県人吉市)があり、大畑と書いて「おこば」と読む。この駅は日本で唯一、スイッチバックとループ線を併せ持った駅としても知られている。
ループ線は列車内から写真で収めることは出来なかったが、乗っていれば螺旋状に進んでいることがわかる。人吉駅からの列車の場合、大畑駅に停車したのちに一回折り返しそこからループ線を通り吉松駅を目指す。
真の幸せがある駅・真幸駅に到着。この駅でも
ちなみに、上の写真の駅名標の横に写っているのは「幸福の鐘」だ。チョット幸せな人は1回、もっと幸せを願う人は2回、いっぱい幸せの人は3回鳴らすとされている。
また、「真幸」という縁起の良い漢字から、入場券が全国的に人気のようだ。私も一枚買ってみた。
吉松駅
「いさぶろう・しんぺい」と「はやとの風」が並ぶ
ここから乗るのは吉松12:29発隼人行きの鈍行
駅前広場に、C55形蒸気機関車52号機が静態保存されていた。
「きっと」願いかなう吉都線「キットカット」ラッピング列車発見!
吉都線の「きっと」という呼び方が縁で、「キットカット」とのコラボレーションが実現した本企画。デザインは小林高校の美術部が担当し、縁起の良い梅やだるま、招き猫などを車体にあしらっている。
隼人駅・霧島(隼人駅周辺)観光
鹿児島中央駅
喜入駅
JR日本最南端の有人駅 山川駅
JR最南端の駅 西大山駅に到着!
西大山駅の入場券Get
【まとめ】
駅名 | 発着時刻 | 備考 |
---|---|---|
稚内駅 | 05:20発 | 宗谷本線 |
名寄駅 | 08:47着 | |
〃 | 10:07発 | 宗谷本線(快速なよろ) |
旭川駅 | 11:35着 | 旭山動物園 |
〃 | 16:12発 | 宗谷本線 |
岩見沢駅 | 17:54着 | |
〃 | 18:05発 | 函館本線 |
札幌駅 | 18:43着 | ※観光:時計台・大通り公園 |
〃 | 19:44発 | 函館本線(快速エアポート) |
小樽駅 | 20:15着 | ※観光:小樽運河 |
〃 | 21:36発 | 函館本線 |
倶知安駅 | 22:47着 | ※宿泊 |
<2日目>
駅名 | 発着時刻 | 備考 |
---|---|---|
倶知安駅 | 06:24発 | 函館本線 |
長万部駅 | 07:57着 | |
〃 | 08:32発 | 函館本線 |
新函館北斗駅 | 11:04着 | |
〃 | 11:10発 | 函館本線 |
函館駅 | 11:25着 | |
〃 | 12:00発 | 函館本線 |
新函館北斗駅 | 12:22着 | |
〃 | 12:44発 | 北海道新幹線 |
新青森駅 | 13:52着 | |
〃 | 14:10発 | 奥羽本線 |
川部駅 | 14:38着 | |
〃 | 14:44発 | 五能線(観光列車リゾートしらかみブナ) |
秋田駅 | 18:56着 | ※宿泊 |
<3日目>
駅名 | 発着時刻 | 備考 |
---|---|---|
秋田駅 | 05:54発 | 奥羽本線 |
大曲駅 | 06:43着 | |
〃 | 07:01発 | 田沢湖線 |
盛岡駅 | 08:26着 | ※観光:盛岡城跡 |
〃 | 09:58発 | 東北本線(観光列車ジパング平泉) |
平泉駅 | 11:05着 | ※観光:中尊寺金色堂・わんこそば |
〃 | 13:29発 | 東北本線 |
一ノ関駅 | 13:37着 | |
〃 | 13:53発 | 東北本線 |
小牛田駅 | 14:40着 | |
〃 | 14:53発 | 東北本線 |
仙台駅 | 15:40着 | |
〃 | 16:06発 | 東北本線 |
新白河駅 | 19:03着 | |
〃 | 19:18発 | 東北本線 |
黒磯駅 | 19:41着 | |
〃 | 19:51発 | 東北本線 |
宇都宮駅 | 20:42着 | |
〃 | 20:49発 | 東北本線 |
東京駅 | 22:40着 | ※構内にて食料調達 |
〃 | 23:10発 | 東海道本線(ムーンライトながら)
※車中泊 |
<4日目>
駅名 | 発着時刻 | 備考 |
---|---|---|
大垣駅 | 05:50着 | |
〃 | 05:53発 | 東海道本線 |
米原駅 | 06:27着 | |
〃 | 06:29発 | 東海道本線・山陽本線 |
相生駅 | 09:30着 | |
〃 | 09:32発 | 山陽本線 |
岡山駅 | 10:38着 | ※観光:後楽園 |
〃 | 12:30発 | 山陽本線 |
糸崎駅 | 13:59着 | |
〃 | 14:07発 | 山陽本線
※西日本豪雨特別ダイヤ |
岩国駅 | 16:22着 | |
〃 | 16:39発 | 山陽本線 |
下関駅 | 19:55着 | |
〃 | 19:59発 | 山陽本線 |
門司駅 | 20:06着 | |
〃 | 20:07発 | 鹿児島本線 |
小倉駅 | 20:13着 | ※観光:駅前 |
〃 | 20:35発 | 鹿児島本線 |
大牟田駅 | 23:04着 | |
〃 | 23:22発 | 鹿児島本線 |
熊本駅 | 00:11着 | ※宿泊 |
<5日目>
駅名 | 発着時刻 | 備考 |
---|---|---|
熊本駅 | 05:59発 | 鹿児島本線 |
八代駅 | 06:38着 | |
〃 | 06:57発 | 肥薩線 |
人吉駅 | 08:11着 | ※観光:青井阿蘇神社・永国寺・人吉城跡 |
〃 | 10:08発 | 肥薩線(観光列車いさぶろう号) |
吉松駅 | 11:22着 | ※駅前観光 |
〃 | 12:29発 | 肥薩線 |
隼人駅 | 13:20着 | |
〃 | 14:26発 | 日豊本線・鹿児島本線 |
鹿児島中央駅 | 15:13着 | |
〃 | 15:18発 | 指宿枕崎線 |
喜入駅 | 16:00着 | ※観光:駅前・幸せが入る駅の入場券購入 |
〃 | 16:16発 | 指宿枕崎線 |
山川駅 | 16:45着 | 観光:日本最南端の有人駅 |
〃 | 17:21発 | 指宿枕崎線 |
西大山駅 | 17:32着 | JR日本最南端の駅・ゴール |
最後に
以上、日本縦断・青春18きっぷの旅でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。